将来性のあるプログラミング言語って?種類と特徴を用途別に解説

フリーのプログラマーって、憧れます!私ももっとプログラミング言語のスキルを身に付けたいなあ

みるは、将来こんな言語のスキルを身に付けたいとかあるのかしら?

休日は家にこもってスマートフォンをいじることが多いので、スマホアプリ開発に向いているSwiftとかJavaとかをやってみたいなって思います!でも、まだまだ知識不足ですね…

その心意気はいいわね!これは初心者の方にも、みるみたいに既に知識を持っている人にも言えることだけど、プログラミング言語を勉強するなら、用途を定めて、目的を持って始めるといいわよ

用途別に選んで学ぶ!おススメプログラミング言語

そもそもプログラミング言語は、言語によって種類と特徴が異なり、用途も違うこと、みるは知ってるわよね?

もちろんです!会社に入りたてのころ、レイカ先輩にしっかりと教えてもらいましたから!

ふふ、さすがね。今回は初めてプログラミング言語について学ぶ人も多いと思うから、まずはプログラミング言語の種類と、言語ごとの用途や特徴からみていきましょう

はーい、お願いします!

Webサイト開発向きの言語

<解説>
プログラミング言語を用途別に見ていきます。

インターネット上のほとんどのWebサイトで使用されている『Webサイト開発向きの言語』には、次のようなものがあります。

・PHP
Web上では見ることができない裏側の部分、サーバーサイドプログラミング言語です。
Webサイト開発を仕事にしたいと思っているなら、学習しておきたい言語と考えましょう。

・Ruby
初心者でも分かりやすく、プログラム自体が読みやすい言語といえます。Web上で動くアプリケーション制作に向いています。

・JavaScript
Webサイトを動かすためには、欠かせないプログラミング言語です。JavaScriptはWebサイトのフロントサイド、目に見える箇所の開発で使用されます。

スマートフォンアプリの開発向きの言語

スマートフォンアプリ開発に適している言語には、次のような種類があります。

・Swift
Swiftは、Appleが開発したiOSアプリをプログラミングするための言語です。
iPadアプリでSwiftを学習するためのアプリも提供されており、手軽に学習できる環境が整っています。

・Java
プログラミング言語の中でも歴史が古いものであるJavaは、Androidの開発などに利用されている言語です。汎用性が高く、WebアプリやさまざまなOSにも利用され、技術者の需要も高いものとなっています。
難易度は高めですが、インターネット上の情報や、参考書が充実しているのがで、学習環境は整いやすい傾向にあります。

・Koliton
Kolitonは、2011年にJavaより簡単で安全とされる言語としてリリースされた言語です。
Androidの開発言語に公式認定されていますから、Androidの開発をしたいという人には、おススメのプログラミング言語です。

ゲーム開発向きの言語

続いて、ゲーム開発向きの言語を、みていきましょう。

・C♯
ゲームのプログラミングによく使用される言語のひとつがC♯です。
Javaをベースに作られた言語であり、Windows版のゲームにも多く使用されています。

・C++
C言語をベースに、機能をさらに追加したものがC♯です。大変便利な言語ですが、一方で習得が難しい言語としても有名です。

AI・機械学習う向きの言語

ビジネスや生活に広く活用されている、今注目のAI・機械学習に適したプログラミング言語には、次のような種類があります。

・Python
Pythonは、データ分析などで人気のプログラミング言語です。
シンプルな作りとなっており、読みやすく、理解しやすいのが特徴となっており、SNSなどの開発にも利用されています。

・R言語
R言語は、統計や解析に特化した言語で、ビッグデータ処理に利用されます。
「統計解析に関連した開発を目指したい」という人に、おススメのプログラミング言語です。

IoTの組み込み系開発向きの言語

身近にあるアイテムがインターネットとつながる技術に用いられるIoTのデバイス開発に適した言語には、次のような種類があります。

・C言語
C言語は、プログラミングのベーシックな考え方までも学ぶことができる言語です。
汎用性が高く、ハードウェア制御にも適しています。今後、IoT開発に重宝されることが予測される言語です。

それぞれの言語に特徴があって、開発にも向き不向きがあることは分かったかしら

会社に入ったばかりのころはこんなに種類があるなんて知らなかったので、びっくりしましたよ…。想像以上に、いろんな種類があるんですよね。まだまだわたしも知らないことが多いから、日々勉強しなきゃ!

今回は代表的な用途を紹介したけれど、その用途限定でしか使えないということではないの。これからプログラミング言語を学びたい!と思っている人は、今回紹介した用途からだけではなく、あらゆる側面から学んでみてね

活躍したいステージを想定して習得言語を選ぶべし

『ゲームの開発がしたい!』とか、『SNSを手掛けたい』とか、プログラミングを学ぶための動機を明確にするためにも、まずは興味のある分野から始めてみるのもいいわね

そうですね。たとえば、ゲームが好きな人はゲームの開発とか!

身近にあるものの開発はイメージも湧きやすいし、楽しいかもしれないわ

まずは、自分が進みたい方向性を定めて、そこから言語選びをすることが大事なんですね

プログラミングは、まずはひとつの言語に絞って学習し、そこから展開していくことをおススメするわ

<解説>


「プログラミングを学習する」と言っても、先ほど紹介した言語はごく一部にしか過ぎず、この他にも多くの言語が存在します。その中で自分の方向性を定め、目的を設定しましょう。

目的設定ができたら、その目的に最適な言語を選んで学習するのがおススメです。ひとつの言語を極めた技術者の需要は、高いものとなります。
ひとつの言語を習得出来たら、そこから異なる言語を学び、技術の幅を広げていきましょう。

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